4日目/6月8日(月)。今日は6月16日です。

徐々に記憶が薄れていってしまってるのが怖い。ちゃんと写真と音声を見返さないと。
この日は博物館や図書館の閉館日。というわけで街に繰り出した。
まず中正紀念堂。

一週間が経っておぼろげになりつつある記憶を無理やり手繰り寄せる。覚えているのは、この巨大な階段を上ると4階に繋がる。つまりは4階分の階段である。そして平日だったからか人はあまりいなく、おじたんおばたんのガイドツアーが行われていた。ガイドさんが拙い日本語で引率していた。
中では、当時の書類や筆跡の写真を沢山撮った。4階へ上ると、とてつもなく巨大な蒋介石の座像。


外へ出る。


酸梅湯を片手に二二八和平公園へ。公園にはハトに餌をあげている人たちが結構いる。

この公園にはラジオ塔がある。台湾広播電台放送亭だ。中から音は聴こえない。設置当時は音が聴こえるようにしていたという。玉音放送も中継されていた。
FMラジオを取り出して聴いてみる。すると、まるでびっしり所狭しと並んだ住宅街のように、1MHzの間に4〜5局のラジオ局が割り当てられていた。ノブを1回転せずとも大量のラジオ局の音が聴こえてくる。もちろんそれぞれ番組も異なる。愚痴のようなトーンの声から、ポップソングを流す局、一番上ではPerfumeが流れていた。嘉義とは異なる密集具合に驚かされる。5分くらい聴いていた。

その後、迪化街に移動する。日本統治時代の建物が遺されている商店街。神戸や横浜中華街を彷彿とさせる街並み。軒先、足を動かしながら、猪突猛雨。ぼたぼたと降ってきた雨に慄きながら、一旦本屋に行ったりしていた。


雨がぼたぼたと降ってきてしまった。


雨でびっしょびっしょなりながら向かった先は唐唐書店。お目当ての本を探していた。またこのあと女書店で同志文学のことを訊こうと考えていた。どちらも台湾大学の近くにあり、そこは書店街だ。結果、目当ての本は見つけられず、古書店にも行ってみたけれど成果はなかった。

女書店に入る。まず消毒剤で手を消毒する。店主に「同志文学、同志詩のコミュニティってありますか?」と訊く。「ここは書店(シューディエン)ですが…」という前置きのあと、でもとても助けてくださった。このとき、お店には数名のお客さんがいらっしゃってて、最初は黙って皆本を読んでいたんだけど、この出来事から、皆が皆ぽつぽつと喋り始める。それまで皆真剣に本を読んでいた。迷惑だったかも。。こんなことを書いた。
女書店で同志詩、同志文学の背景とコミュニティはどうやったら探せるか、書店の店長さんに訊いた。今思えばだいぶ迷惑をかけたかも。。店長さんは答えるのに困ってた。でも徐々に、そこにいたお客さんたちが私の英語をもとに、店長さんと私を助けてくれた。それまで皆静かに本を読んでたりしてたから、徐々にコミュニティのようになっていく感じがしてそれがとても心温かかった。同志とはこういう状態を指すのか?と思った。
ヤミヤミ。
そこから徐々に同志ってこういう状態なんだろうか、と勝手ながら思うことが増えていく。実感したのは私のようなよそ者を招き入れる台湾特有なのか?垣根の低さ、ゆるさだった。知らぬ間にそちら側へなっていく。もともと境目なんてなかったんだよ、と言わんばかりに。何が関係してるんだろう?

ぐるぐるぐるぐる。そんなことを思いながら、夜にキュレーターさんとビデオ通話した。夜遅くなっちゃって、なんかairbnbの自室の外に人がいるし、食べる気も起きなくて、セブンイレブンで買ったドンタコスが思いもよらず夕飯になった。空腹を感じながら寝た。
5日目/6月9日(火)。帰国の日。

さすがにお土産を買わなくちゃ。そう思って、エアビーの近くにあったお茶々のお店に行った。本当は遠出して京都でいったら中京区のあたりの茶店に行って茶葉を買おうかと思ったんだけど時間無くなっちゃった。でも逆にローカルで良かったのだった。小さいお店だった。雨音を聴きながら、
特にBGMもかけられていない。おじいちゃんとその娘さんらしき人、おばあちゃんが、どうしたの、まぁちょっとあがって飲んでいきなよ。囲炉裏にやかんを沸騰させて、そのお湯でお茶をいただいた。どんどん濃くなっていくお茶。ティーバッグは茶包と書くそうだ。高山烏龍茶の茶包、それとお茶っ葉を買った。

9月からお世話になるレジデンス先、Treasure Hill Artist Villageに行く。
ジェットコースターみたいな道を越えたら寺のような神社のような。。

その後、第二期のResident Artistsさんたちと混じって、Villageツアーに参加。
巨大で荘厳な寺。。



中に建てたのを囲んでる。

シェルター。

パフォーマンスで使っていいよ、と言われた。

バナナの木が生えている広場。

アンテナが見えた。

ローカルショップ。基本まぁ食べものとか色々揃うよ、と言われると、皆オォ〜ってなってた。

THAVのアイドル、グァグァ。名前もっと違う

畑までもあった。
メインの台北市から少し離れた場所にあることもあって、村だった。村が栄えているような印象。いろんな建物が集まってた。
その後、レジデンス担当チームの皆さんとリサーチプランについて話す。リサーチは自分でガシガシやって。でも場所は貸すし、呼びかけもするから固まったら言って!固めよう。
移動。桃園→関西へ帰郷。おつかれさまでした。