つぎはぎの言語 / Space-in-translation
つぎはぎの言語
2022-23 / 6'03" / single channel video, poetry, mask, essay
「つぎはぎの言語 / Space-in-translation」はエクソフォニーを主題とした、詩、装置、エッセイフィルムによるアーティスティック・リサーチです。エクソフォニー(Exophonie)とは「母語の外にある状態一般」を意味します。今作では主に、朗読者の口を投影する装置と、ベルリンに亡命した四川出身の詩人・廖亦武氏とのインタビューの翻訳、その翻訳を経た詩作によって構成されています。 15回目でベルリンに亡命した四川出身の作家、廖亦武。彼はインタビューやビデオ 通話、新聞記事などの、彼が見聞した口述を小説として構成します。事実と虚構の 狭間を探る彼のアプローチと、そもそもの亡命の体験自体が気になり話を伺いました。廖さんとの対話は全編中国語で行われました。私は全く中国語がわかりません。そのためまずはその映像素材をソフトウェア上で自動翻訳にかけました。その後、雲南出身の友人・張青雲とより適した翻訳のために議論したり、日本語・中国語・英語で行ったり来たり、帰ったり戻ったりを経て、最終的に廖さんとの対話に基づいた多言語詩を詩作しました。